Description
ヤコブ・ベンゲルのアール・デコブレスレット : クロムメッキ。長方形のリンクにモチーフを交互に配置したジオメトリックブレスレットです。シルバーとゴールドメッキのクロムメタルで幾何学的なラインを描いたものと、ブラウンのガラリスとクロムメタル(こちらもシルバーとゴールドメッキ)のリンクがあります。留め具はラチェットボックスになっています。ヤコブ・ベンゲル(1873年創業)のアール・デコブレスレット。1930年頃、パリにあるフランスの子会社で製作。
刻印 : 「フランス製パリ725」、「金メッキ」、BF(メーカー)
長さ : 17cm
内径 : 5.5cm
状態 : 小傷、酸化、金メッキ・銀メッキの欠損、ガラリスに欠けがあるリンク2つ
重量 : 39グラム
ジュエリーの歴史 : 1920年から1930年の間に、幅広い客層に向けた宝石の製作を可能にしたため、プラスチックは一般化されました。プラスチックは切ったり成形したりできる素材なので、アール・デコの幾何学的な造形にぴったりな素材でした。アメリカでは、ジョージ・F・バークランダーはプラスチック製のアール・デコジュエリーの最大のクリエイターの一人でした。 フランスでは、オーギュスト・ボナズは合成樹脂製の櫛やジュエリーで一躍有名になりました。ドイツでは、ヤコブ・ベンゲルがアール・デコのジュエリーの製作にこの素材を最も使用していました。
ポイント : ガラリスは、カゼイン、ホルムアルデヒドと様々な染料から作られる合成樹脂です。