Description
ブラウンダイヤモンドのソリティアリング : プラチナ850。オレンジな輝きを放つブラウンのブリリアントカットダイヤモンドが中心の指輪です。ダイヤモンドは0.79カラットで、八つの爪でセッティングされています。20世紀初頭のセッティング、ダイヤモンドはおそらく後から留められました。
2021年7月26日、フランス宝石学研究所(Laboratoire Français de Gemmologie)によって鑑別書が発行されました。以下にて詳細を記載しております。
形及びカット : ラウンド・ブリリアントカット
寸法 : 5.93 – 6.04 x 3.60mm
重量 : 0.79カラット
色 : ファンシーカラーの深いブラウン、僅かにオレンジ
純度 : SI2
蛍光性 : なし
その他 : 変色トリートメントの痕跡なし、追加ファセットあり、ラフの形がうかがえる天然ファセット
刻印 : 犬の頭のホールマーク(プラチナ)、部分的に消えた職人のホールマーク
サイズ : 49.5(EUサイズ)・5(USサイズ)、サイズ直し可能
注 : 鑑別書はリクエストでお渡しします
状態 : 古いサイズ直しの跡
重量 : 2.81グラム
ファンシーカラーダイヤモンドについて : 1983年、オーストラリアのアーガイル鉱山の発見により1980年代にファンシーカラーダイヤモンドが注目されるようになりました。後に、この鉱山は世界一のファンシーカラーダイヤモンドの源になりました。特にピンク、シャンパン色、コニャック色、紫と最も珍しい色の赤色で有名です。しかし、2020年11月3日をもってアーガイル鉱山は閉山しました。
宝石鑑定士のポイント : このダイヤモンドのブラウン色はほとんどの場合「グレイニング」によるものです。
歴史ポイント : 世界で最も知られているブラウンダイヤモンドは545.67カラットのザ・ゴールデン・ジュビリーです。このダイヤモンドは1985年、南アフリカのプレミア鉱山で産出し、高名なギャビ・トルコフスキーによってカットされました。そして、1997年にタイ国王のラーマ9世の治世50周年を記念して、タイ国王に献上されました。50周年を英語でゴールデン・ジュビリーというため、そのように名づけられました。